栽培カレンダー

10月の栽培ポイント

10月の栽培ポイント_a0094959_952032.jpg ○10月の栽培ポイント(対象は四季咲きHT)

・地植えのバラ
 秋に咲く花の準備が充分終わっている株は10月早々に“花前の肥料”を施します。
 この時期の肥料配分はカリ分(K表示)の多いものが良いようです。
 9月末より雨の多い時期でもありますので、まだの方は梅雨の時期と同じように、苦土石灰を地表に撒き、軽く中耕しましょう。
 特に黒ボク土壌の関東の場合は、根の発育の為に中耕を1ヶ月に1回実施し、雨の 多い梅雨後と秋の長雨後に苦土石灰を撒いてやれば良いでしょう。

・鉢植えのバラ
 早々に蕾が色づくまで液肥を与えます。
 液肥は水遣りによる流亡が激しいので、1週間毎に施肥します。

・うどんこ病への対策
 気温が下がると、夏に休眠していたうどんこ病がまた多発します。
 この病原菌は気温15〜25度で発生し、胞子が風で他の葉にも飛び広がります。
 多湿を好みますので、小枝を切るなど風通しを良くします。

 薬品管理ができる場合は予防薬品での防除が、より有効でしょう。
  東大「バラの小径」では、発症してからの対処よりも、発症を避ける予防薬品での防除の方が、株への被害が少ないという方針で管理しています。

 さあ、これで、開花への準備が整いました。(Y)
by komabarose | 2008-10-02 09:12 | 栽培カレンダー | Comments(0)

*駒 場 バ ラ 会 ブログです


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