
・地植えのバラ
秋に咲く花の準備が充分終わっている株は10月早々に“花前の肥料”を施します。
この時期の肥料配分はカリ分(K表示)の多いものが良いようです。
9月末より雨の多い時期でもありますので、まだの方は梅雨の時期と同じように、苦土石灰を地表に撒き、軽く中耕しましょう。
特に黒ボク土壌の関東の場合は、根の発育の為に中耕を1ヶ月に1回実施し、雨の 多い梅雨後と秋の長雨後に苦土石灰を撒いてやれば良いでしょう。
・鉢植えのバラ
早々に蕾が色づくまで液肥を与えます。
液肥は水遣りによる流亡が激しいので、1週間毎に施肥します。
・うどんこ病への対策
気温が下がると、夏に休眠していたうどんこ病がまた多発します。
この病原菌は気温15〜25度で発生し、胞子が風で他の葉にも飛び広がります。
多湿を好みますので、小枝を切るなど風通しを良くします。
薬品管理ができる場合は予防薬品での防除が、より有効でしょう。
東大「バラの小径」では、発症してからの対処よりも、発症を避ける予防薬品での防除の方が、株への被害が少ないという方針で管理しています。
さあ、これで、開花への準備が整いました。(Y)
by komabarose
| 2008-10-02 09:12
| 栽培カレンダー
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