駒場バラ会について

駒場バラ会の歴史

駒場バラ会の歴史_a0094959_1371016.jpg当会は2005年に駒場の地で産声をあげた全国でもまだ新しいバラの同好会です。

*結成のきっかけは全国のバラ愛好家の間でも有名であった、日本でも再古参のバラ店『駒場ばら園』さんの営業地の縮小のニュースでした。
古くからのお客さんで、とりわけオーナー入澤夫妻の人柄を愛する人たち、地元でおつ
きあいのあった方々からいっせいに惜しむ声があがり、なんとかばら園さんの存在や功績、ここから世の中に送り出された貴重な品種などを伝えていきたいという人々が集まったのです。

2005(H17)年6月9日 地元の4名で駒場バラ会(仮称)設立準備会発足
2005(H17)年8月 駒場バラ会設立発起人の名前で「駒場野公園拡張部にバラを!」を合言葉に署名活動と会員募集の呼び掛け。代表は関行男駒場町会長(当時)
2005(H17)年8月駒場住区センターで駒場バラ会設立準備会開催
2006年(H18)1月『駒場バラ会』設立 目黒区のグリーンクラブに認定
2007年以降〜栽培地を増やし、安定的に活動


◇ばら園さんから縮小部分の数十種のバラ苗の寄贈を受けると共に、東京都、目黒区のご理解を得て、駒場公園(旧前田邸庭園)西洋館前、さらに東京大学駒場キャンパス正門横に仮植地の提供をうけることができました。

◇多くの方の協力と準備を経て、2006年1月、駒場バラ会が正式に発足しました。

*こうして、会が出来た時には、ばら園さんゆかりのバラを育てるガーデンが欲しいということが会の悲願となりました。

●まず目黒区駒場野公園(拡張部分)にバラの生育地を設けてもらうよう、ガーデンプランをもって交渉に及びました。しかし後に、粘り強く臨んでも交渉のスタートが遅すぎたとわかり、残念ながら、断念いたしました。

●2006年度、目黒区のグリーンクラブの認定を得て、駒場公園西洋館前の築山にバラ花壇を得ました。こちらは重要文化財にかかわるお庭での生育とあり、さまざまな注意をはらって栽培に取り組んでいます。
以来、西洋館前の築山と東大は会の週と月の定例作業で栽培しています。

●2007年度には東京大学、「知のプロムナード」事業にガーデンプランを応募、
審査をへて正式に採用になり、正門横のローズガーデンを得ることができました。
ここに『駒場 バラの小径〜 Komaba Rose Path〜』という名前を付け、オリジナルロゴ入りの知のプロムナード指定記念碑が設置されました。

このころよりブログでのインフォメーションを開始。会の運営は多様化し、懇親会などが充実、より安定したものになりました。

●2008年度には目黒区のご尽力により駒場野公園(拡張部分)にバラ花壇をご用意いただきました。
こちらは当会から生まれた別グループの草花チームとともに花壇を分かち合って栽培しています。

●さらに今年東大では大掛かりな土の入れ替えをしていただき、すべての株を一旦引き上げて、植哉レイアウトをあらため、ここで駒場ばら園ゆかりのコーナーを確立しました。
夏には、駒場キャンパスの責任者に駒場ばら園さんのストーリーをご理解いただき、『駒場バラの小径〜 Komaba Rose Path〜』には当バラ会とばら園さんについて記された銘板が建立されます。ガーデン計画はさらに前進し、フロア整備を実施しました。
ここにようやく当初の悲願を達成することができました。
まだ整備発展の可能性のあるガーデンですが、これをもって会の当初の目的の一つを達成し、一区切りの成果を得たと考えます。


*現在の会員数は140余名、3箇所の活動地を持ち、定期的なバラ栽培の勉強と実践、懇親のチームをいくつも持って、力強く楽しい会を形成しております。
今後もバラの栽培を目的に集まった人々が、自ら気持ち良く楽しめる会にしていくことでしょう。

以上が会の歴史の概略となります。(2008年7月)(Mm)
by komabarose | 2008-07-01 10:00 | 駒場バラ会について | Comments(0)

*駒 場 バ ラ 会 ブログです


by komabarose