“僕のガーデンデザインは植物だけにとらわれない。
感情や空気感、思いをめぐらす感覚を引き起こすもの。
自然を求めるのは遺伝子に組み込まれている記憶のようなものだからね。”
―ピート・アウドルフ
美しさ」の常識を覆すアウドルフ氏のデザインプロセスを、抽象的でポップなデザイン画や自身の「美」や「環境問題」に対するセオリーを通して紐解いていく。
秋から始まる5つの季節を巡るストーリーは、彼の最新にして最高傑作とされるアートギャラリー「ハウザー&ワ―ス」(サマーセット、イギリス)とオランダ・フメロの自庭を軸に、世界各所にある彼がデザインしたガーデンやインスピレーションの素となる植物の自生地にも足を運ぶ。枯れゆくものの「美しさ」、思いがけないものの「美しさ」、新しい「美しさ」の発見に魅了される。
追記
2020/4月 WEBで無料公開。