今回植え付けしたのは駒場ばら園で作出されためずらしい品種で
CLブロッサム・タイムとCLヴェロリーナです。
この親苗は現在、ミキモト装身具(株)の目黒本社の敷地内バラ園にあり、
同社のバラ生育のお手伝いをしている会員のご縁で、同社の許可をいただき、接ぎ穂を取って接ぎ木したものです。
ミキモト装身具(株)に感謝申し上げます。
さて、駒場ばら園には、CLブロッサム・タイムの原木は残っていますが、
CLヴェロリーナの原木は枯死してしまいましたので、2品種は,消滅の危機にあるともいえます。
駒場バラ会が始まった目的のひとつは「駒場ばら園の歴史的文化的遺産を継承する」でありましたので
今回の植え付けで、駒場バラ会ならではの活動ができたのではないかとおもいます。
かつて、この母株をミキモト装身具へ販売した時、駒場ばら園の入澤嘉代さんは、
写真のようなラベルを付けるように話されました。
そして、現在もこのラベルが付いていますが、2品種とも品種登録されておらず,専門的品種特性はわかりません。
会員が生育の際に観察し想定した品種特性は 以下のとおりです。
大切に成育し、新しい情報が分かった場合、こちらへ追加公開してまいりたいとおもいます。
CLブロッサム・タイム ・つるバラで返り咲き・花は中輪で鮮やかなピンク
by komabarose
| 2017-04-05 23:59
| 駒場バラの小径 RosePath