ル・シネマ他で11/中旬まで延長となりましたが上映日ほか公式サイトにてかならずご確認ください。
太陽王ルイ14世の号令でベルサイユに築かれる新しい景観の造園の様子が
自然そのままの森のところから描かれて興味深いです。
原題にある小さなカオスはケイトウィンスレット演じる市井の女性庭師の持ち味であり、彼女の案を、主任庭師ル・ノートルが採用し王に進言、実際にいまもベルサイユにあるロカイユの噴水付き野外舞踏場となります。
整然とした庭のなかでの異質さが最後の空撮でよくわかりました。
王宮で王をとりまく貴族たちの衣装や食のシーンも美しくたのしめました。
鍵になるバラの花は四季と約されていますが実際にはルノートルの名のついているバラのようだとか、ロケはイギリスでされたため、イギリスのトラストガーデンの景観をご存知の方にはああ、とおもいあたったり、バラ好き、庭好きには見所の多い映画です。
それにしてもやはり絶対君主なくしてはこんな大事業はできないなあ、、。
予告編がございますのでおたのしみください。